直流車スロット数データ

要望があったので再公開します。また整備するので公開場所が変わったりするかもしれませんが悪しからず………


直流車のモーターのスロット数を調べたものだけここに載せておきます。

※ここに載っているもののほとんどが周波数分析による調査です。

MT54や西武2000系のモーターなどで、周波数分析によるスロット数の計算結果と実物のスロット数(実物のモーター展示等で目視およびそれを写したネットの写真)との照らし合わせで正確さは確認しており、大体はあっているはずですが、微妙な誤差により実際のデータと異なる可能性がゼロではないので、念のため参考程度にお願いします。

2020/6/12 更新


N×M

ここではNは主電動機の電機子のスロット数として定義する。少なくて30前後、多くて40前後。直流モーター車では、主電動機の回転数×Nの周波数の音が必ず(と言っていいほど)鳴る特徴がある。この音をここでは"電機子音"と定義する。直流車における起動直後の加速・減速音(数~数十km/h)は、この電機子音と、歯車のかみ合う音がほとんどを占める。電機子音が大きいものでは、高速域に至っても惰行時等で聞こえるものもある(東急8500系日立など)

Mは、始発や折り返しなどでよく聞くうねり音が、電機子音の何倍の周波数かを表すものとして定義する。これもモーターによってそれぞれ異なり、3、4、5が主流。韓国の車両で6っぽいものをネットで見かけたけどちゃんと調べてないので詳細不明。3は初期の高性能車に多いイメージ、4は私鉄に多いイメージ、5は後期の高性能車、または国鉄車両に多いイメージ。

38×3

代表的なものは国鉄MT55・国鉄MT46。×3だったか覚えてないのもあるけど38は私鉄でも時々見かけるイメージ。

●歯車比15:xとの組み合わせは意外と少ない気がする…?103系とそれと同等の足回りの車両、101系とそれと同等の車両、西武101系(低音)とそれと同等の足回りの車両、京急1500形、あと地鉄にもいた(形式忘れた)

38×4

未調査

38×5

調査数が少ないのもあるが、今のところHS-515Arb・Brb(相鉄旧・新7000系)でしか確認していない。新6000系のモーターもHS-515Arbなので同じ。たぶん

41×3

調査数が少ないのもあると思うが、今のところTDK5610-A(江ノ電1000形吊り掛け車)でしか確認していない。初めて吊り掛け車でスロット数×倍率の両方が判明した例(調査サボってるだけ)加速時40km/hぐらい?以降で吊り掛け特有のギア音の背景でコォ~ン↑と電機子音が聞こえる。これ何気に15:xなので東急7200系(日立)や上信200形とかと起動音の音程が同じだったりする

ともん部屋

ともんN刻のへや

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